訪問ありがとうございます。Joey（ジョーイ）といいます。
2007年（当時２７歳）に、１か月かけて自転車で日本縦断（北海道→鹿児島）の一人旅をしました。
３万円のなんちゃってクロスバイクに、テントと寝袋を積んで30日間の一人旅。たくさんの出会いがあり、トラブルもあり、充実した旅でした。日記帳に書き溜めてあったものを、旅日記のブログとして紹介していきます。
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これを見て、「自分もチャリ旅に出てみたい！」と思う人がいてくれたら、嬉しいです。
ちなみにこの旅のあとも仕事をしながら、長期休みを使って分割日本一周に挑戦しています。
夢はでっかく世界一周！！55歳でアーリーリタイヤして、夫婦で自転車旅に出るのが、今の夢です。
週に１～２回のペースで更新できればと思っています！時々、見に来ていただけたら幸いです。
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DAY７
2007年10月21日
北海道 ニセコ～長万部～山越
朝、一晩お世話になったツーリストホームのオーナーさんと少しお話し。
車輪交換しかないかと思っていた後輪ですが、車輪の歪みって直せるとのこと。ニップル回しという道具でスポーク(タイヤについている針金みたいなやつ)の張り具合を調整して直すみたいです。
ただ職人技なのでしっかりした自転車屋さんに見てもらったほうがいいとのこと。よし、函館で大きなチャリ屋を探してみます！
そして出発。今日は朝から雨。そして冷たい風が吹き荒れています。しかもずっと向かい風…。向かい風、ほんとにしんどい。チャリ壊れたか？って思うほど進まないですもん。そして雨だとデジカメを出すのがおっくうになってしまい、この日は写真があまりありません。。。
しばらく行くと、目名峠(めなとうげ)。海抜は２１８ｍで昨日よりは楽なはずなんですが、雨風も加わってけっこうキツかったです。そして登りでかいた汗を、下りで一気に冷やしてしまいました。強風も手伝って、寒い。すぐさま、峠の先の「道の駅くろまつない」にピットイン。
トイレで着替えて昼食。しかし食べた後も相変わらず外は雨。
ダメだ、とても走る気になりません。午後からは晴れるみたいなので、ゆっくり休憩しながら待つことにしました。１時間ほど休憩すると、無事に雨もやみ太陽が見えています。よかった。
よし、再出発！それから長万部までは比較的楽な道のり。駅の近くでは漁協？のようなところに立ち寄りました。お土産替わりに実家へタラバガニを送りました。
しかしここからが地獄でした。シーサイドの直線道路が30kmほど続くのですが、寄りによって超向かい風！！ジャケットがバタバタと鳴るぐらいで、寒いし進まないしでキツかったです。そして今日、悟りました。自転車の最大の敵は、向かい風だということを。
途中には「キツネ出没注意」の看板も。かわいい。
必死に漕ぎ、日も落ちて暗くなったころ今日の宿泊予定施設に到着。山越駅という無人駅です。
ホームの脇には関所を模した待合所が設置されています。これは近くに江戸幕府の関所の跡があることにちなんだものだそうで「日本最北端の関所」として知られているそうです。
暖房はないですけど雨風は凌げるし、「駅寝禁止」の掲示もありません。終電が終われば、すみっこの床で寝ていても問題ないはずです。(ちなみに終電21:34)
いよいよ明日で北海道ともお別れ！函館まで70km。早めに着いてチャリ直して、ラーメン食べて、フェリーで青森に向かいたいと思います！
