ドイツ：ロマンティック街道　ハネムーン自転車旅行Day４　ローテンブルク～メルトリンゲン

2009年に結婚をしました。そして新婚旅行に選んだのがドイツ、スイス、フランスへ２週間の旅行。

でもただの新婚旅行じゃありません。なんと夫婦で自転車旅行(笑)こんな破天荒な提案に乗ってくれる妻。本当に大好きだ。

途中電車にも乗りますが、ドイツのロマンチック街道の約440kmは自転車ツーリング。予約したのは航空券だけ。宿も食事も現地調達。

道に迷ったり宿が取れなかったり、現地の方に助けてもらったり盗難にあったり。出会いやトラブルがいっぱい。でも、最高に楽しかった２週間の様子をお送りします！

この旅を初日から読みたい方はこちらから！

ドイツ：ロマンティック街道　ハネムーン自転車旅行Day１　フランクフルト～ヴュルツブルク

１日目は日本を発って飛行機でドイツのフランクフルトへ。そこから鉄道でヴュルツブルクに向かいました。ICE（新幹線のようなもの）に乗れなかったり、かわいそうなトラブルにあっているおじさんに出会ったりと、初日から波乱です。

「ロマンティック街道の旅」は、毎週１回更新したいと思います！

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ＤＡＹ４　
2010.8.11　
ローテンブルク～メルトリンゲン

朝食後すぐにローテンブルク市内を観光。
まずは聖ヤコブ教会へ。ステンドグラスが美しく、素晴しかったです。なんだか教会ばかりめぐっているような気もしますが、それだけ教会はいい建物が多いってことですね。なにせどんなに小さい村にも必ず教会があって、高い塔が目印みたいになっていますから。どんな村にも必ず教会があるところなんて、まるでドラクエの世界ですねｗ

教会を後にし、本日のメイン「中世犯罪博物館（拷問博物館）」を見学。

針のイスやギロチン、指をはさむものなど痛いものから、軽い罰に使った、豚のお面のようなもの（広場に立たせて笑い物にされた）まで様々な拷問道具が置いてありました。なかでも、本物の鉄の処女（アイアンメイデン）を見られたのはテンションアップ！残念ながら閉じていて、針がついてるのはわからなかったけれど。ゲームやアニメなどによく登場するってことで楽しんで見ていたけれど、きっと妻は引いてたと思う。

見どころいっぱいで楽しい博物館でした。日本語解説もありましたし、おすすめです。
間違っても、ここの道具で拷問はうけたくないですけど。

お次は、この街で最も有名なお店「ケーテウォルファルト」へ。１年中クリスマス用品を売っているというクリスマス用品専門店です。

ここでは妻がおおはしゃぎ。めるへんちっくな店内は、女の子がうっとりするんでしょう。入口は狭いのに中はとっても広くてびっくり。クリスマス用品がぎっしりで、大きなツリーも飾ってあってキレイでした！時間があったら半日いても大丈夫なぐらいです。

ここでは一番気に行ったオーナメントを１つだけ購入。荷物になるのであまりお土産は買えないのです。またいつか来てみたい、そんなお店でした。

一通り観光をすませ、１１：００に出発。予定では９０ｋｍほど走るつもりですが、ちょっと出発が遅いでしょうか？

シリングスフュルストという町を抜け、フォイヒトヴァンゲンという街に着いたのが１３：００。ここで昼食。しかしドイツのレストランは、注文してから届くまで時間がかかります。結局食べ終えるまで１時間以上かかりました。明日からはサンドイッチでも持ってこようかなと思います。

ここから次の街ディンケルスビュールまでは１５ｋｍ。
の、はずだったのですが。走れども走れども着きません！しかも未舗装路が多く、アップダウンも激しい・・・。結局３０ｋｍもありました。

結局着いたのは１６：００過ぎでした。知らないうちに行きすぎてたのかと思っていたので、３０ｋｍ走ってこの街の名前を見たときは正直げんなりしました。

街に入った瞬間、正面から馬車が来たのはびっくりしましたけど。城門くぐるだけで急に中世になるんですから。おもしろいです、この街道。

ここから次の町ネルトリンゲンまで３５ｋｍ。進むかどうか迷いましたが、行かないと明日がきついのでがんばることに。

またもダート道が多い中、２人でがんばって走ります。結局１００ｋｍ越えを果たし、２０：００ごろにようやく到着。妻にとっては初の１日１００ｋｍ越え。かなりきつそうでした。よくがんばってくれています。

この街は見事なまでに円形の城壁で覆われています。それにしても、本当に数十キロごとに中世の街が出てくるんですね。